商品No.112881

五浦コヒー(5P)

¥1,050(税込)

茨城県北茨城市の五浦(いづら)は、明治時代に活躍した日本の美術史学研究の開拓者として知られる岡倉天心(本名:岡倉覚三)ゆかりの地です。

天心と関わりの深い米国ボストンのコーヒー史実に基づき、天心が五浦に建てた六角堂や『茶の本』に表された天心の思想“Teaism”から着想して茨城大学と一緒に再現しました。
軽くて飲みやすい「ブラジル」「コロンビア」のシティローストコーヒーをお楽しみください。

茨城土産やギフトに大変人気があります。

カップの上にのせてお湯を注ぐだけ!
簡単一杯どりコーヒーなので初心者の方でも簡単に楽しむことができます。



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  • 香り6
  • 甘さ6
  • コク7
  • 酸味3
  • 内容量:12g×5袋(60g)
  • 賞味期限:製造日より3年
  • 保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
  • 注意事項:開封後はお早めにお召し上がりください。

「五浦コヒー」の辞

岡倉覚三(天心)は、美術学校長時代、友人に「コヒー器械」を贈ったと手紙に書いています。
天心は晩年の十年間、五浦を拠点としてボストンと往復する生活を送りました。
ボストンはアメリカンコーヒーの発祥地。
ボストン茶会事件をきっかけに米国は大英帝国から独立し、紅茶と決別していました。
天心が滞在した頃、米国は第二次産業革命が進み、コーヒー王国への道を歩んでいました。
天心は、ボストンから持ち帰った芝生の種を五浦の庭に蒔き、六角堂の窓に輸入したガラスをはめ込み、釣り船龍王丸にはヨットのキールを取り付けました。
「東洋」と「西洋」が五浦の生活には溶け込んでいました。
天心が交流したボストン・ブラーミンと呼ばれた知的富裕層が喫していたのは浅煎りのシティローストコーヒー。
私たちは天心が「茶の本」の中で、「茶」を異なる文化の人間同士をつなぐコミュニケーションメディアとして”Teaism"と呼んで位置付けていると考えました。
「五浦コヒー」は、六角堂と「茶の本」に表された天心の思想”Teaism”から着想し、『茶の本」を発表した当時のボストンにおけるコーヒーの史実に基づいて作られたブレンドコーヒー(ブラジル、コロンビア)です。
ネイティヴのアクセントで「コヒー」という天心の声を思い浮かべながら、五浦の地で百年前のモダンな味と香りをお楽しみください。

IDZURA COFFEE inspired from "Teaism" by Okakura-Kakuzo

「まあ、茶でも一口すすろうではないか。明るい午後の日は竹林にはえ、泉水はうれしげな音をたて、松籍はわが茶釜に聞こえている。はかないことを夢に見て、美しい取りとめのないことをあれやこれやと考えようではないか。」
岡倉覚三著『茶の本』(村岡博訳)岩波文庫
"Meanwhile, let us have a sip of tea. The afternoon glow is brightening the bamboos, the fountains are bubbling with delight, the soughing of the pines is heard in our kettle. Let us dream of evanescence, and linger in the beautiful foolishness of things."
Okakura-Kakuzo, The Book of Tea (1906)